水圏リサーチ
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   アカモク粉末の販売
 
●柱島産アカモク粉末を販売しています
アカモク麹作成用に、100g単位で販売しています。
100gあたり 1,200〜1,500円

くわしくは、こちらにお問い合わせください

水圏リサーチ株式会社(担当:梶田)
TEL:082-240-0844
Mail:kajita@suiken-research.jp
アカモク粉末   山口県柱島で採取したアカモクを、生食同様湯通しを行い、乾燥、粉砕したアカモク粉末(80〜200メッシュ)を作成しました。
 アカモク粉末は、様々な食品に添加、加工する素材として利用できます。


 海藻麹利用研究会では、アカモク麹の作り方や利用方法について取り組んでいます。

※パンフレットはこちらから別ウィンドウで開きます(pdfファイル約1.2MB)
アカモクは栄養成分を多く含んだ海藻です
 アカモクは、食物繊維やポリフェノール、フコキサンチン、フコイダン、各種ミネラルを豊富に含み、健康や美容に良い機能性が高い食品として注目されています。
アカモク ●アカモクの栄養成分・機能性成分

■フコキサンチンが豊富
 抗肥満作用や抗糖尿病作用、さらに美肌作用など、様々な効果が期待されます。
■フコイダンが豊富
 生食用はシャキシャキした食感と強い粘りが特徴で、粘り成分に含まれるフコイダンは海藻特有の水溶性植物繊維です。
■ミネラル成分が豊富
 カリウムやカルシウムなどのミネラル成分が、同じ褐藻類のモズクよりも豊富です。一方でナトリウム含量は少なく、減塩食材としても活用できます。
粉末にすることで素材が生まれ変わります
 そのまま食べても栄養価が高いアカモクを、粉末にすることで、様々な食品の添加物として利用することができます。

●活用案1:食感の調整

 アカモクを粗粉末(0.175mm:80メッシュ)〜超微粉末(0.074mm:200メッシュ)に粉砕することで、もとの食品の食感を生かしたまま、アカモクまるごとの添加が可能となります。(指では0.04mm、舌では0.01mm以上の粉末に触れるとザラつき感が出てきます)
矢印 活用事例  練り物、ふりかけ、お菓子、健康食品、美容食品など

●活用案2:粉末懸濁状態の維持

 アカモク粉末粒子サイズが小さくなるほど、液体中での良好な懸濁状態の維持が可能となり、粉末の沈殿、片寄りを防ぐことができます。
矢印 活用事例  味噌汁、カレー、スープ、健康飲料など

●活用案3:粉末混合性の向上

 アカモク粉末粒子サイズが小さくなるほど、小麦粉などの粉ものに均一に混合しやすくなり、アカモクの豊かな栄養価を損なうことなく、一味違った商品開発の可能性がひろがります。
矢印 活用事例  麺類、パン類、てんぷら粉、ドレッシング・ソースなど

アカモクの栄養価を損なわずに生かせます
 このようにアカモク粉末は、その栄養価を損なうことなく、様々な食品に添加、加工することができるため、多くの商品開発が可能な素材です。

矢印 活用事例  麺類、パン類、ドレッシング・ソース類、健康食品・飲料、美容食品など


   アカモク種苗ロープの製作
 
●アカモクの種苗ロープを製作いたします
 食用として注目されているアカモクの、安定した収獲をお手伝いするために、アカモクの幼胚(たね)を付着させた種苗ロープを製作いたします。
 基本的には、遺伝的多様性を守るため、繁殖予定海域周辺での幼胚を用いることになります。
 そのため、繁殖予定海域で成熟したアカモクを採取し、そのアカモクから幼胚を取出し、種苗ロープに付着させた後、秋ごろまで冷蔵保管・養生します。
 秋が近づいてきたら、養殖開始に向けて準備を始め、10月〜11月ごろに種苗ロープを海面に沖出しし、アカモクの成長を待つことになります。
 
 繁殖予定海域で、冬〜春にアカモク(母藻)を採取し冷蔵便で弊社へ送付
 送り届けられたアカモクから幼胚(たね)を採取し、種苗ロープに付着させる
 製作した種苗ロープを冷蔵便で返送
 冷暗所内で温度管理などを行いながら保管・養生し、秋に沖出し
 ※採取、沖出しなどの現場作業も可能です。また、柱島産アカモク幼胚による種苗ロープもご要望により製作できます。
 
作業内容や価格など詳細についてはお問い合わせください
 
アカモクの幼胚 種苗ロープ
(アカモクの幼胚)   (種苗ロープ)
アカモクの幼胚と仮根
(アカモクの幼胚と仮根)

   気球による空撮
   
●弊社では紡錘形気球による空撮を開始いたしました!
 紡錘形気球
機能的特徴
 ■(国)水産総合研究センターなどで実績がある
 ■無音、軽装備での撮影が可能で、低高度、小範囲での撮影も可能
 ■安全(墜落の危険が少ない)
 ■降雨や強風時を避ければ、雲が多くても撮影ができるので、飛行機による空撮に比べスムーズな工程管理ができる
技術的特徴
 ■地形の把握や藻場の分布などを面的に把握でき、視覚的に説得力のある画像の撮影が可能
 ■空撮実施時に同時並行的な諸調査が可能
 例)藻場の分布状況を空撮で確認しながら、垂下カメラや潜水観察、魚探などで実際の繁茂状況を確認することも可能
 ■調査工程的にも小回りが利くため、全体工程の圧縮が可能→費用の節減にもつながる
 ■河床や堰、魚道などの構造物の状態を俯瞰的に撮影ができる
気球 気球
 アマモ藻場の分布や海底地形の様子が写真から読み取れます。
 目印がない海上では、ブイを投入し、そのブイの座標やシャッター時のカメラ位置などを確認し、写真位置の管理を行います。
 撮影が正午に近い時間でしたので海面の照り返しがありますが、調査時間によってさらに鮮明な画像が得られます。
 藻場の分布や海底地形の概要の把握、その他の調査で有力なツールになります。
空撮例
空撮例
空撮例 空撮例
空撮例 空撮例
具体的な調査の一例
 海岸線10km程度、離岸100m目安の藻場空撮実施の場合、小型船1隻で気球を2〜4ノットで曳航し、真下写真撮影を1日で実施。その際、小型船装着の魚探反応により藻場の有無を同時確認するとともに、水中垂下カメラによって構成種を確認する。
 藻場の質情報が必要な場合は、調査船を停船させ、ダイバーによる潜水で藻場現存量の確認、サンプリング調査などが可能。
具体的な調査の一例
成果品の構成
成果品の構成
 調査のご相談やご不明な点など、お気軽にご連絡ください!

   アサリの分析
 
●蛍光抗体法(モノクローナル抗体法)によるアサリの分析
 アサリ浮遊幼生は形態での同定が困難でしたが、アサリ浮遊幼生のベラム(浮遊幼生が有する遊泳及び摂餌のための器官)にのみ反応するアサリ浮遊幼生特異的モノクローナル抗体を用いた同定手法(独立行政法人 水産総合研究センター 特許番号:特許第2913026号)によりアサリ浮遊幼生の同定・計数がより確実にできるようになりました。
 分析方法
 海水を水中ポンプ等で250〜500L揚水し、ネットでろ過します
ネットは目合い40μm(発生初期の浮遊幼生)または100μm(発生中期〜後期)を使用します(揚水量は、浮遊幼生の量及びネットの目合いによって変更)
 採集したサンプルは氷冷し、分析室に持ち帰ります
 目合い40μmメッシュ瓶で5〜50mLに濃縮し、凍結保存。分析時に解凍し使用します
 TBSで数回洗浄し、上澄みを除去後、1次抗体を加えます
 室温で1時間反応させたのち、TBSで数回洗浄し、上澄みを除去後、2次抗体を加えます
 室温で1時間反応させたのち、TBSで数回洗浄し、蛍光顕微鏡へ
 蛍光顕微鏡下において計数板を利用しアサリ浮遊幼生の発育段階別個体数
(トロコフォア、D状期、アンボ期、フルグロウン期)を計数します
蛍光抗体法   発色法
 蛍光抗体法    (発色法)


 お問い合わせ: 水圏リサーチ株式会社 730-0055 広島県広島市中区南千田西町5番12-701
                           TEL:082-240-0844 FAX:082-567-5600 e-mail:kajita@suiken-research.jp
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